Sweden☃留学日記

2014年8月から、スウェーデンのリンショーピン大学に留学中。

Björnkärrsskolan見学

わたしのブログにも何回か登場している、フレンドファミリーのおばあちゃんとおじいちゃん。

実はおばあちゃん、Björnkärrsskolanという高校の校長先生なんです(まだまだ現役)。学校に日本語クラスがある、ということで遊びに行ってきました

授業が8時半からだったので、久々の早起き。とばたばたしていたら水筒をこぼして、i padが水につかるハプニングが起きたため今回の記事は写真無しです。ごめんなさい (ちなみに、ずっと画面が暗かったi padはただの電池切れでした。笑)

学校はダウンタウンのど真ん中。もともと銀行だったところを使っているということもあって、クラシックな雰囲気。天井は高く、暖炉があったり、壁に装飾が施されていたり。

Björnkärrsskolanは、ScienceSocial Studiesの2つのコースに分かれていますが、芸術教育にも力を入れていて、音楽もしくは図工・美術のクラスも受講が必須になっています。第三外国語は選択授業で、ドイツ語・スペイン語・日本語があるそう。日本語を仲間に入れてくれて嬉しい・・・!

日本語クラスには7人の生徒がいました。意外にも女の子6人、男の子1人だけ。女の子たちは、ファッションに興味があるような印象でした。みんなの日本語レベルはわたしのスウェーデン語くらい(笑)先生は日本とスウェーデンのハーフの方。図工を専門で教えているそう。

日本語の授業でも芸術教育を取り入れていて、今日はみんなでDream Catcher鯉のぼりを作りました!

Dream Catcerの飾り用に、わたしの折り鶴講習会♪♪ 細かい作業だと知らずに小さな折り紙を使って、大苦戦する人続出(笑)でも最後には全員の鶴が完成しました。鯉のぼりは紙製の円筒を切って、オリジナルにデコレーション。紙を工夫して切ったり貼ったり、ビーズで目をつけたり、久しぶりの図工でわたしも楽しかったです

おしゃべりしながら作っていたら、みんな完成せずに授業終了。片づけもせずに去って行ってしまいました・・・(笑)

そのあとは、先生と卒業間近で授業が無いアドリエル(唯一の男の子)と三人で学食にお邪魔してきました。学食は学校から歩いて30秒のとあるビルの中。「1年も住んでいたけど、まさかこんなところに学食があったなんて・・・!!」というような場所です。

大学の学食と似ていて、メイン1品サラダバー。今日のメニューは魚のフライかチキンパスタだったので、魚のフライをチョイス。

生徒たちはなんと無料で食べ放題!!スウェーデンは高校まで、学費・教材費・給食費無料なんです。素晴らしい国だ・・・

食後は、日本語クラスで仲良くしてくれたアンナが音楽のクラスに誘ってくれたので見学することに。日本とは違って授業はとーっても自由。各自ピアノ、ドラム、ギターなど楽器が割り当てられていて練習するだけ。楽譜もそれぞれ違うレベルのものを演奏していて、本当に個人個人という感じでした。

さて、もともと日本語の授業を受けてお昼前には帰るつもりだったのですが、14時から学校行事があるということで、同行させてもらうことになりました ある授業で”最後に劇を披露する”ことを目標に、演技、大道具、小道具、衣装などを1年かけて準備する授業があり、今日はその発表会だそう。

場所は学校からバスで20分ほど離れた、Björnkärrsskolanの小学校・中学校がある場所。バスの中は席が決まっておらず、先生と生徒が一緒になって座っていて、先生と生徒の距離の近さに驚きました。

劇はシェイクスピアのとある物語。台詞が全部スウェーデン語だったので、意味は全く分かりませんでした(笑)(※ちなみにシェイクスピアの作品ということもあって、古い言い回しや古い表現などが多かったそう)でも舞台セットのクオリティが高く、2時間に及ぶ演技にも関わらずみんなが台詞を暗唱していて、レベルの高さにあっぱれでした!!

たった1日でしたが、いろんな経験をさせてもらえて楽しかった♪♪  仲良くしてくれた生徒たち、話しかけてくれた先生方、特に日本語の先生のPatriciaと、校長先生であるLenaに感謝の気持ちでいっぱいです。Tack så mycket!